ソーラーボイラーって?

太陽の熱(赤外線)を利用した給湯・暖房システムです。現在の太陽光発電に比べると太陽エネルギーの利用効率が90%以上と非常に高く、熱需要に対し高いレベルでお応え出来ます。

自動循環型太陽熱集熱システム

太陽熱集熱システム(Solar Hybrid System)

  1. 高効率集熱ユニット 集熱効率90%以上!
  2. 既存設備への接続可 光熱費の大幅削減!
  3. 寒冷地対応 真冬でも集熱可能!
  4. 軽量タイプ 屋根の負担軽減!

当社のシステムの特長は?


【真空管方式で冬でもしっかり集熱】

二重ガラス管の内部が真空なので、集めた熱を外部に逃がしません!
だから北東北の冬でもしっかり集熱する事が出来ます。

【ヒートパイプで高効率熱交換】

真空管の中にはヒートパイプが入っており、真空管内に集めた熱を高効率で不凍液に熱交換します。
(ヒートパイプとは?)
熱伝導性が高い材質で作られたパイプの中に揮発性の作動液を封入した構造となっており、パイプの一方を加熱、もう一方を冷却する事で蒸発(熱の吸収)と凝縮(熱の放出)を繰り返し、熱の移動を行います。

【2缶式ストレージタンク】

蓄熱(貯湯)タンクは2缶式なので、給湯の他に暖房も利用出来ます。
また、集熱パネルと別れているので屋根への負担が軽減されます。

【専用ポンプステーション】

専用ポンプステーションは集熱部や貯湯部の温度を感知して、循環ポンプを自動で制御します。その為多様なシステムと組み合わせる事が可能となり、拡張性に富んだシステムを構築する事が出来ます。

集熱器の種類

真空パイプ型

集熱部分が管状となっており硬質ガラス管の内部に熱交換部が配置した構成となっています。集熱管の外皮部分が真空となっており断熱効果に優れており平板型に比べ高効率です。

平板型

集熱板内部に金属板を配置し表面を強化ガラスなどでカバーした構成になっています。集熱板の放熱を防ぐため側面や裏面にグラスウールなどで断熱を行っています。

タンク分離型

集熱器と貯湯タンクが分離されており、主に不凍液を循環させてタンクで熱交換。衛生面の問題や屋根の負担も軽減され、現在の主流である。貯湯タンクに給湯機が組み込まれた物もある。(画像)

自然循環型

日本国内では多く普及したタイプ。集熱器と貯湯タンクが一体となっており、水が貯湯タンクと集熱器の間を対流して自然に循環する事によりお湯が作られる。設置費用はローコストであるが衛生面での問題や屋根への負担等が考えられる。

商品価格

スタンダードタイプ

OKP-203(集熱管本数20本・300L)

本体セット価格 1,365,000円(税抜 1,300,000円)(工事費別途)

有効集熱面積(m2)1.88
設置角度(度)15〜75
質量(kg)84
流量(L/min)0.85〜2.5
集熱量(kJ/m2)1,890<
集熱効率(%)94
外形寸法(高さ×幅)(mm)1,995×1,632
集熱体耐熱・硬質ガラス
外装材アルミ
OKP-20 集熱ユニット
質量(満水時)(kg)400
タンク容量(L)300
最大圧力タンク(MPa)1.0
最大圧力熱交(MPa)1.6
高さ×直径(mm)1,631×Φ700
電源圧力周波数(V・Hz)単層200・50/60
定格消費電力(kw)3.0
SB-300 温水貯湯タンク
(オプション:電気ヒーター)

拡張タイプ(集熱面積・貯湯量アップ)

OKP-304(集熱管本数30本・400L)

本体セット価格 1,522,500円(税抜 1,450,000円)(工事費別途)

有効集熱面積(m2)2.82
設置角度(度)15〜75
質量(kg)130
流量(L/min)0.85〜2.5
集熱量(kJ/m2)1,890<
集熱効率(%)94
外形寸法(高さ×幅)(mm)1,995×2,609
集熱体耐熱・硬質ガラス
外装材アルミ
OKP-30 集熱ユニット
質量(満水時)(kg)505
タンク容量(L)400
最大圧力タンク(MPa)1.0
最大圧力熱交(MPa)1.6
高さ×直径(mm)1,631×Φ700
電源圧力周波数(V・Hz)単層200・50/60
定格消費電力(kw)3.0
SB-400 温水貯湯タンク
(オプション:電気ヒーター)

OKP-404(集熱管本数40本・400L)

本体セット価格 1,732,500円(税抜 1,650,000円)(工事費別途)

有効集熱面積(m2)3.76
設置角度(度)15〜75
質量(kg)168
流量(L/min)0.85〜2.5
集熱量(kJ/m2)1,890<
集熱効率(%)94
外形寸法(高さ×幅)(mm)1,995×3,389
集熱体耐熱・硬質ガラス
外装材アルミ
OKP-40 集熱ユニット
質量(満水時)(kg)505
タンク容量(L)400
最大圧力タンク(MPa)1.0
最大圧力熱交(MPa)1.6
高さ×直径(mm)1,631×Φ700
電源圧力周波数(V・Hz)単層200・50/60
定格消費電力(kw)3.0
SB-400 温水貯湯タンク
(オプション:電気ヒーター)

よくある質問

Q:集熱器は必ず屋根に設置しなければいけませんか?
A:日射がさえぎられる様な障害物等が無ければ地上設置も可能です。その際は車両や人の衝突や飛来物等による破損が無い様、周辺環境に十分注意が必要です。
Q:冬期間も集熱しますか?
A:当社の真空管式集熱器なら冬期間の気温が低い季節でも集熱します。外気温が低くても真空管の高い断熱性能により、外気温の影響をうけにくいシステムなので北東北の厳冬期でも十分集熱可能です。
完全な雨天や降雪時は集熱出来ません。
Q:冬期間は水抜きなど必要ですか?
A:従来の自然循環式太陽熱温水器の殆どが、冬期間は凍結防止の為水抜きをして使用不可能でした。
当社のシステムは貯湯タンク内以外は不凍液を循環させるので、冬期間でも面倒な水抜き等の作業は必要ありません。
Q:真空管が破損した場合はパネルは全部交換ですか?
A:真空管およびヒートパイプは1本1本個別に交換可能です。永年のご使用のなか万が一飛来物等で破損した場合でも、破損した部分のみの交換で元通り稼働します。
Q:集熱器(真空管)の中には何リットル位水が入っていますか?
A:集熱器の中はヒートパイプが入っており、水が入っていません。不凍液は集熱器上部のヘッダー部分を通水しているだけです。※同じ真空管式の集熱器でもヒートパイプではなく、銅などの配管が真空管の中を順にパイピングされている方式のものもあります。
Q:暖房も出来ますか?
A:当社の貯湯タンクは2缶式(お湯と暖房の回路)ですので、太陽熱で給湯と暖房が可能です。但し、必要とする熱需要に合わせたシステム設計が必要ですので、詳しくはお問合せ下さい。
Q:どのくらい発電しますか?
A:太陽光発電システムとは別となっておりますので、発電はしません。
Q:他に給湯機等は必要ですか?
A:はい。太陽熱集熱システムのみでの稼働も十分可能ですが、雨天や降雪時など集熱が出来ない日の為に、補助熱源として給湯機(ガス、灯油、電気など)をシステムの中に組み込みます。
Q:一般家庭での使用だけになりますか?
A:当社のシステムは熱需要に合わせて、集熱器の枚数や貯湯タンクの容量・数を設定します。当社のポンプステーションやコントロールシステムは多様な制御が可能であり、一般家庭はもとより福祉施設や授産施設などの業務用途、園芸ハウスなどの産業用途にも幅広く対応できます。

実例・施工例

実例

実例 セルフ十和田CS

洗車機(ビューテー)側に試験設置
入水温度23.5℃ 出湯温度58℃
(平成22年2月16日 14:02撮影)

施工例

施工例 セルフA.M.1

その他施工例

メーカーのホームページにて太陽熱集熱システムの施工例をご覧いただけます。
施工事例:株式会社アトム環境工学


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